<< 再び新天地へ。 | main | ダンナが性的虐待を認めた日。 >>
もう、モラハラじゃない。
先日、娘の新しい学校生活での話やこれまでの人間関係で、失敗した事、後悔した事などが話題に上り、私やダンナの経験談を話して聞かせてるとダンナが過去のモラハラをこんな風に言い出しました。


 


ダンナ
「お父さんは本当に最低だったよ。自分の事しか考えてなくて、生活費も月2万しか渡さなかったし、チカコが欲しい雑貨や家具や調理器具も絶対買わせなかった。それに、子供が生まれたのにお父さんは何も手伝わなかった。本当に、一切なんにも関わらなかった。面倒臭がりなのは今も変わらないから本当はこの間あった、日曜の父兄でやるグラウンド周辺の草むしりも、お父さん行きたくなかった。これは最初からお母さんが参加するつもりだったんだけど、ここ最近風邪でずっと微熱続いてたし、体調が良くないからお父さん代わりに行ってって言われてもお父さんそれ断っちゃったんだ。欠席でいいと思ってたから。でもお母さん、誰の子の事だと思ってるって。父親の会にも不参加で、子供の行事関係にも関わってないんだからこういう時くらいは快く代わってくれてもいいんじゃないかって言われて、ああ、俺はまだまだダメなやつだなあって思ったよ。で、お父さんが本当にまだダメなのはそこで素直に謝って俺が行くって言えない所なんだ。どうあっても一人で行くのが嫌で、何も言わずにいたら当日、やっぱりお母さんが行く準備をしていて、俺も慌てて行く準備して二人で行った。お母さんはお父さんを何も責めないんだけど、責めないのはそういう所、お母さんがまだお父さんに呆れてるからなんだろうなって解る」


「お父さん、本当に最低だね」(ちょっと笑いながら言ってた)

ダンナ
「うん……だから娘、自分の事だけ考えちゃだめだ。最低なお父さんに言われたくないかもしれないけど、家族の中でお父さんが一番失敗してる。そのお父さんが言うんだから解るよな?」


「わかった。今まで私、自分の事だけ考えてたつもりは無いけど、足りてないかもしれないから友達の気持ちとかよく考える。それとこの間お母さんが言ってくれた、”ダメな自分もちゃんと受け入れる事。自分と向き合う事”がなんかすごく効いてて、これくらいも出来ない自分に腹が立ってお母さんに八つ当たりしちゃった事もあったけど、その時にお母さんの言ったその言葉がすごい納得出来た」

ダンナ
「お父さん、その自分と向き合う事って昔解らなくて、自分が悪い、自分が出来てない事を全部お母さんのせいにしたんだよな……」


「お父さん、最低だな!」(2回目)


段々とダンナの反省会になりつつありましたが(笑)
驚いたのはダンナが「婚姻届を一人でさっさと出してしまった事」も悔いて反省しているという事でした。ダンナにしてみれば婚姻届は単なる事務手続きの紙で、その認識は今も変わっていないが嫁さんにとっては一大イベントだったのだと。そこを入籍日の相談もなく、仕事の昼休みにさっさと単独で手続きした、で終わらせてしまうものでは無い。もし息子が結婚する時にそうしようとしていたら、間違いなく止める。そこはちゃんと嫁さんと話し合え、俺みたいに後々大変な事になる、と言って引き止める。……と言ってました(笑)
他にも結婚後、本当に私は「身ひとつ」でダンナの住んでた住居に移るしか無かった事、そうさせてしまった自分の間違い、子供優先で考えなければいけない生活だったのに自分の欲しいもの、自分が休みたい、ゲームがしたい事を優先してしまった懺悔、妊娠中にインフルで私が倒れても食事の面倒、日常の世話など一切せずに他の部屋に隔離したまま放置し、しかし自分の世話と食事は強制した事等、「自分の事ばかり考えているとこんなふうになってしまう」というダンナ自身の過去の事例を後悔と共に娘に聞かせていました。私ももう、過去の事として記憶も褪せてきてる中、ダンナは本当に細々と挙げてました。ほんの些細な出来事まで。

ここまで詳しくダンナの後悔している内容、今は間違っていたと認識している過去のやった事を初めて聞いたので、驚きました。過去の全てをひっくるめて、全体的に俺が悪かった、ではなく、ひとつひとつ、「本来はこうしなければいけなかったのに」という現在のダンナが取るであろう行動、言動も併せて聞けて、なんというか、胸の奥からじんわりと何かが込み上げてきました。

ああ、この人は本当に、モラハラから抜け出せたんだ。

そんな実感でしょうか。家族で頑張ってきた成果を感じて、達成感を感じたというのでしょうか。既に息子は家を出て自立しており、娘もあと5年もすれば家を出るのでしょう。そうするとその後は二人きりの生活が始まります。過去の私にはその老後の生活が何よりの地獄なのだろうなと漠然と思い、絶望していたものです。それが今は、料理にハマりつつあり、既に漬物作りやスモーク作りを楽しむダンナ、先日体調を崩した私に代わり、二晩ほど夕飯作りを請け負ってくれた(というか何も言わずとも自分からやってくれてました)ダンナの姿を見ていると、二人きりになった後も共に台所に立ち、二人でプランター野菜作りに精を出し、二人であれやこれやと相談しながら老後を送っていく生活を予想出来るようになりました。

昔はスーパーに行くと、ご夫婦が二人並んで仲良く買い物をする姿を羨ましいと思っていました。そんな「普通」の生活を送りたい、と心底願っていました。そして現在、買い物カートを押す私の隣で、これ安い、あれ高い、この食材どうやって使おうか、あれ久しぶりに食べたいね、などと会話しながら買い物しています。気が付くと、焦がれていた「普通」の暮らしをしていました。普通を意識する事も、いつの間にかなくなっていました。

私一人で掴んだ「普通」ではありません。ダンナと二人で改善しようと努力してきた結果、得た「普通」、又は「平凡である幸せ」なのだと思います。普通に生活出来る事は当たり前であり、けれど努力と思いやる事を忘れればあっという間にバランスが崩れてしまう、「当たり前」とは当たり前を維持する努力も含めて「当たり前」だと、ダンナも思っているようです。過去の地獄生活にはもう二度と戻りたくない、そう思っているのは私だけではなく、ダンナもなんですね。

二人の時にダンナに素で「愛してますよ」と言われました。
飛び上がって顔面熱くなってどもりながら返事をするくらいに、私も復活しております……。
 
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